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☆天気予報 -メディアで違う

天気予報は、なぜメディアによって違うの?

天気予報がどのようにできるのかですが、天気予報はスーパーコンピューターで計算された 「数値予報」 と呼ばれるものが土台となっています。

温度や湿度、風向・風速などの観測値に基づいた値に計算式を使って、その値が今後どのように変化するのかを計算します。

この数値予報の結果は、そのまま天気予報として出せません。実際には細かい地形の影響などで、数値予報の値よりも雨や風などが強まったり弱まったりするからです。

気象庁では予報官が、民間の気象会社では気象予報士が数値予報をもとにして、その地域の特性を考慮しながら予報を修正し予報として発表します。

たとえ土台となる数値予報は同じであっても、予報を出す人間によって天気予報が変わるということもあり得ます。また、情報提供元となる民間気象会社(または気象庁)違うことになります。

したがって、予報の的中率も変わります。日本の大手気象会社では、ウェザーニューズと日本気象協会があります。この両社で提供している予報なら、少なくとも信頼できると思います。

新潟県中部の日本海側にある弥彦山が、くっきり見えてくると 「晴れてくる」 とか、飛行機雲が消えずに長引けば、「天気は下り坂」 になる。など、民間的天気予測も侮れませんね。

天気予報は、コンピューターの値の分析と、人の観で確率が高くなってくるのだ実感しました。


タグ:天気予報
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☆今日は何の日 -年賀状特別扱い開始の日

今日は、年賀状特別扱い開始の日です。

全国の郵便局では、この日から年賀はがきの特別扱いを開始します。 25日までに投函された年賀はがきは、翌年元旦に必ず配達されるという特別な制度です。

年賀状は日本では多く取り交わされますが、韓国、中国、台湾にも似た風習があります。欧米などではクリスマス・カードなどで、「クリスマスと新年の挨拶」を済ませてしまい、この文化はありません。

歴史は古く、奈良時代より新年の年始回りという挨拶をする行事があり、平安時代には貴族や公家にも風習が広まります。遠方のひとなどへは、年始回りに変えて書状に替わったきたのです。

私製葉書でも表に 「年賀」 であることを表記すれば、枚数にかかわらず郵便ポストに投函できます。2005年より続いた2日の配達も、来年は再び中止になりました。

また近年は、パソコンや携帯電話などインターネットの発達により、若い人をはじめ壮年や初老の方も年賀状を出さずメールや電話で済ませる人も多くなって来ています。

郵便はがきをつかった新年のご挨拶は減少する一方のように感じます。年賀はがきの「お年玉付」にも一考の余地があるのではないでしょうか。

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☆2017年カレンダー -連休日数、平日休みなし月数

連休の日数は少ないし、平日休みなしは今年より多い。

今年も残すところ2週間ともう少し。何時もは頂いても年始まで仕舞っておくカレンダーですが、昨日のこと当ブログの寄稿者、元川さんからカレンダーが送られてきました。

そのカレンダーは、モデルの 「猫」 をモチーフにした立派なもの。我が家の猫 「MIY」 は、捨て猫が出自。違ったイメージでしたので、捲っていくうちに気付きました。

実は、「平日に休みなし」 の月が4 回もあるのです。知ってましたか?祝日が土曜日に吸収されているからなのです。

来年の2月11日「建国記念の日」、4月29日「昭和の日」、12月23日「天皇誕生日」がそれぞれ、土曜あたります。重なったのが日曜なら翌日が振替休日なのですが…。

今年のゴールデンウィークは、2日と6日の飛び石をうまく使って10連休をとった人もいたようですが、来年の1日2日の飛び石を休んで10連休は取りにくいしでしょう。

シルバーウィークも、どこへ行ったのでしょう。もっとも来年11月24日を上手に休めば、4連休にすることもできますが!。

土・日曜・祝日がお休みの人々にとっては様々ですが、日祝休みで土曜出勤の人々は 「連休が増えてラッキー」 のようです。

そのカレンダーを見て、かのMIYちゃん 「アタシの飼い主たち、連休は関係ないニャン」 と少し、ふくれ顔でした。

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☆ 「モズの穴」

もずの穴(19) 元川 芹香

この池に龍神が棲んでいるという伝説があって、龍の張りぼてが行列を作って村を練歩いている大きな写真が掲げてある。山猿は、龍神はこの神社のご神体だという。

他にも稲作の神様。「ほらっ、八木という字は縦にならべると米になるだろう、豊饒の神様ともいう。あと、雨乞いの神様。これはそこの川が雨で度々氾濫してからだそうだ」

「じいちゃんは 『龍神様の悪戯じゃ』 なんて言ってるけどね。それと、太陽の神様。ここには色んな神様が同居しているんだ」 「へぇー、その龍の住む池に行ってみたいな。ここからは遠いの?」

もちろん、龍なんていう架空動物が実際にいるなんて思っているわけではない。けれど、稲村ケ崎の龍神伝説と同じく、人の心をとらえるものがその池にはありそうな気がして見てみたくなった。

ボクたちは拝殿を出た。「そんなに遠くはないけど…、でも止めといた方がいい」 山猿はすたすたと階段を下りていく。「どうして?」 ボクはそのあとを追いかける。

「どうしてもだ」 「じゃあ、ぼく一人で行くからいいよ」 山猿は振り返って言った。「一人はダメだ。…しかたないな。道案内してやるよ」

「ほんとに?嘘つかないでね」 「武士に二言はない」 「山猿が武士?君はどう見ても民間人の子供だよ」 「まぁいいさ…。あっ、もずの穴だ」 土の上に鉛筆の先ほどの穴を見つけてかけよった。

「もずって鳥の百舌鳥のこと?」 「偉そうな口聞くくせに、もずも知らねーのか。蝉の幼虫の穴だ」 山猿はぼくが手にしたほとんど実を食べつくした桑の枝を取り上げ、葉っぱと余計な枝をむしる。

「それなら、蝉の幼虫の穴と言ってよ」 「ここらでは、成虫になる手前の幼虫を "もず" って呼ぶんだ」 「変な呼びかただね!でも、どうして土の中から出てくるの?」

「なんでも博士の白チン君、昆虫のことは全く知らないらしいな」 蝉は成虫になってから、わずか7日間の間で交尾し枯れ枝なんかに卵を産み付ける。ふ化した幼虫は、土の中で長い地下生活に入る。

その期間は、アブラゼミで6年にも達する。成虫になると、野外では1か月ほどとの命だ。山猿は、さも得意そうな顔でうんちくを傾けた。 <続く>

タグ:モズの穴
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☆今日は何の日 -漢字の日

今日は、漢字の日です。

日本漢字能力検定協会(漢検)が、1995(平成7)年に制定しました。毎年、その年の世相を象徴する 「今年を表現する漢字」 を全国から募集し、この日に京都の清水寺で発表されます。

日付の由来は、12 と12 を 「いい字一字」 と読み、毎年 「いい字」 を少なくとも 「一字」 は覚えてほしいという願いが込められています。

ご存知でしょうか?漢字には、中国 「漢」 から来た文字だけでなく、日本には日本独自の漢字いわゆる “和製漢字” もあります。「国字」 と呼ばれるものです。

例えば、「畑」 という文字。「田」 は中国発祥の漢字ですが、田んぼと違って畑には水がありません。そこで、水が無いことを表そうと 「火」 を加えて 「畑」 という国字を生み出しました。

他にも、山の上りと下りの境目にあるから 「峠」、「米」 と書いて「メートル」、それの 「毛」 のように小さな単位ということで 「粍」 と書いて 「ミリメートル」 …… などがります。

ひらがな、カタカナ、そして国字。元々は漢字由来の文字ではありますが、そこから独自のものを生み出してきた先人に敬意を表したいものです。

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