SSブログ

☆五十嵐川の鮭と酒 -三条市

イベント 「しただ郷 鮭×酒祭り」 に思う。

道の駅 「漢学の里 しただ」 は10日間ほど前、イベント 「しただ郷 鮭×酒祭り」 を開きました。五十嵐川を遡上した鮭のつかみ取りや、市内の酒蔵会社のブランド 「五十嵐川」 の販売が目的。

鮭は五十嵐川漁協、酒は佐藤酒店が提供。目玉のつかみ取りは、いけすに泳ぐサケ1匹を1回500円で捕まえて持ち帰ってもらう。鮭汁は200円、イクラ1,000円などで販売しました。

酒は、酒造元福顔酒造の日本酒を熱燗で1杯300円から500円で販売。本醸造や吟醸酒、純米酒の利き酒セット500円も好評だったということです。

会場近くの五十嵐川にはハクチョウが訪れ、終わりに近い紅葉が彩る下田地区。この時期、下流の浅瀬には産卵を終え、海に帰る途中に息絶えた鮭の姿が十数尾… 晩秋の哀れさを感じます。

タグ:五十嵐川
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

☆「モズの穴」

もずの穴(17) 元川 芹香

しゃがみ込んでボクは胸に手を置く。「白チンそんな所で何してんだ?」 その声で顔を上げると、境内であの山猿が胡坐をかいて何かを食べていた。「オマエ、そんなにオレに会いたかったか?」

「はぁー、はぁー、違うよ。昨日この神社を見損なったから来たんだよ。はぁー、山猿こそ、学校はどうしたの?さてはずる休み?はぁー」 ボクは上目づかいに山猿を見て言った。

「白チンに言われたくないな!創立記念日だ」 「はぁーどうなんだか。始業式の次の日が創立記念日?それに、その割には子供の姿見かけないな。まぁ、ぼくにはどうだっていい話だけどさ」

あれ?不思議と呼吸が楽になっている…。「なら初めから聞くな。ちょうどいい、この神社の説明してやるよ」 山猿は境内からぴょんと飛び降りてきた。

「あとから、ガイド料よこせって言ってこない?」 「オマエはどこまでもひねくれた人間だな。そんなみみっちい真似はしない」

「じゃあ、お言葉に甘えてお願いします」 「素直な白チンなんて、気持ち悪ぅ~」 「もう、どっちなんだ!」 ボクたちはケラケラ笑った。

「ほれ、これうまいぞ」 山猿は紫色の小さな実が沢山ついた小枝をぼくに差し出した。「これはなに?」 「桑の実だ。こんなもの食ったことねーだろ?」

山猿がそれは旨そうに頬張るものだから、疑うこともなく一粒もぎ取り口の中に入れた。「うん美味しい!やっぱり。君は山猿だね」 「またバカにしやがって。オマエ、オレをチビだとも思ってるだろ?」

山猿は急に怒り出した。彼のコンプレックスはチビであるようだ。自爆するほどだから、そうとうなものなんだろうな。「ナァーニ、こんな美味しい実を知っていることに敬意を表したんだ」 <続く>

タグ:モズの穴
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

☆大相撲 -新十両小柳、無念!優勝次点。

十両小柳、優勝スルリ… 初場所に期待

九州場所千秋楽、十両戦の取り組み小柳 vs 2枚目千代皇と対戦、寄り切りで千代皇が勝ち、小柳は11勝4敗で優勝次点。千代皇が8勝7敗で辛くも勝ち越しました。

この2番取り組の前におこなわれた、11勝同士の対戦11枚目青狼と3枚目佐藤*は押し出しで佐藤が勝ち、十両優勝で各段優賞にまた一つ花を添えました。
----------
*佐藤は、兵庫県出身 20歳。貴乃花部屋所属 初土俵が平成26年9月場所、過去最高位は今場所の十両3枚目。各段優賞は他に、幕下・序二段・序ノ口優勝が各々1回あります。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

☆大相撲 -小柳勝って決定戦に進むか、楽日は千代皇戦

新十両小柳、14日目の取組結果と千秋楽の対戦相手は…

九州場所14日目十両戦の取り組み小柳 vs 青狼は、寄り切りで小柳が勝ち、両者とも11勝3敗と星が並びました。今日の千秋楽小柳は、2枚目千代皇*(7勝7敗)と対戦します。

一方、3敗同士の11枚目青狼と3目佐藤が対戦します。先に小柳が3敗を守った場合、この勝者と優勝決定戦になり、負ければ優勝次点です。
----------
*千代皇は、鹿児島県出身 25歳。九重部屋所属 初土俵が平成22年3月場所、過去最高位は現番付の十両2枚目。各段優賞はなく、今千秋楽の取組結果如何では幕内昇進の可能性も残ります。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

☆大相撲 -新十両小柳10勝3敗、13日目は青狼戦

新十両小柳、13日目の取組結と14日目対戦相手は…

九州場所13日目十両戦の取り組み小柳 vs は、押し出しで小柳が勝ち、小柳は10勝3敗、阿武咲7勝6敗となりました。14日目の対戦相手は、昨日不戦勝の4枚目の青狼(11勝2敗)です。

青狼は、モンゴル・ボルガン出身 28歳。錣山部屋所属 初土俵が平成17年7月場所、過去最高位は前頭14枚目。三段目優勝が1回あります。

場所後における番付で、幕内と十両の力士は原則(あくまでも)として勝ち星と負けの差で枚数が上下します。つまり8勝7敗なら1枚上がり、7勝8敗なら1枚下がることになります。

過去にザンバラ髪で十両優勝した力士は、前頭14枚目の元小結千代大龍(九重部屋)がいます。髪がほぼ肩まで届けば、丁髷*が結えますし、大銀杏はそこから、ほぼ1年近くかかるようです。

また、十両を1場所で通過した力士に、八百長相撲で引退した元幕内力士清瀬海が、引退組では元幕内大輝煌(故人)が大学相撲を経て、プロ入りしましたが両者とも平幕止まりでした。

そうそう、戦前の年2場所制の時代でしたが、新潟県出身の羽黒山も1場所で十両を通過しています。小柳の番付は西十両12枚目ですから、初場所は最悪く5枚は上がる勘定ですが…。
--------
*丁髷とは、ちょんまげのこと。明治以前に男性が結ったまげの型の一つで、今では位の低い力士が結って土俵に上がります。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。