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☆こんな記事見つけた -健康寿命を延ばすウォーキング術④

無理なく効果的に行う、歩き方のコツ。「1日8000歩/中強度運動20分」

骨密度の維持が骨粗しょう症の予防と関係があることはご存知でしょう。「体温」 も健康の維持のためには大事なのです。

実は、人も加齢とともに平均体温が低下してくる傾向があり、この体温の低下は健康を大きく左右すると青柳幸利さん*はおっしゃいます。

というのも、人間の平均体温が1度下がると免疫力は30~40%低下し、逆に、体温が1度上がると免疫力は約60%アップするといわれています。

人の体温は1日の中で変化していて、健康で若い人の場合は睡眠中が最も体温が低く、起床後に徐々に体温が上がって夕方にピークに達し、夜に向けて体温が下がっていきます。

この体温の降下が 「眠気」 をもたらします。さらに就寝後も体温は下がり続け、深夜から早朝の時間帯に最も低くなって 「体を休める」 のに最も適した状態を作り出します。

しかし、歳を重ねたり不健康になると、体温のリズムが狂い、夕方になっても体温が十分に上がらなくなったり、「起床時」 より 「就寝時」 のほうの体温が低くなってしまう人が多くなります。

「起床時」 より 「就寝時」 の体温が低い人は不眠に悩まされている人が多く、不眠は認知症の原因になるともいわれており、免疫力アップのためにも体温のコントロールは重要なのです。

年をとったから病気になるのではなく、加齢に伴い人体最大の “熱生産工場” である筋肉の量が減り、体温のリズムが狂うことで病気を引き起こしてしまうのです。

ですから、体温を少しでも理想の形に近づけるために、「1日に20分の中強度の運動」 を取り入れることを青栁幸利さんは勧めおられるのです。
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*青栁幸利さん は医学博士。群馬県中之条町生まれ。筑波大学卒業後、カナダのトロント大学大学院医学系研究科博士課程修了。

著書に3カ月で7万部を超えるベストセラー 『やってはいけないウォーキング』 (SB新書)があります。「病気にならない歩き方の黄金律」 は、テレビや雑誌のほか講演会などでも活躍されています。

「日経Goodayメール」 http://gooday.nikkei.co.jp 6/17 ライター近藤鈴佳 より


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