☆鶴巻貴子さん－三条市の銅版画家

若手銅版画家、鶴巻貴子さんの個展16日まで。

鶴巻貴子さん（37歳）の個展は、16日まで三条東公民館で開かれています。三条市が2年前から行っていて今年は3回目。今までの2回はいずれも三条市の若手女性書家の個展でした。

全国規模の公募展などで優秀な成績をおさめた若手芸術家を支援しようと三条市が行っている事業です。彼女の個展は海外に開催歴はありますが、地元では初めての個展となります。

鶴巻さんの祖父は三条市名誉市民で紙塑人形の創始者の三郎さん。母の純子さんは彫刻家、父も医師で彫刻家、兄の謙郎さんは神奈川県で日本画家として活躍する芸術家一家です。

三条高校から東海大学教養学部芸術学科美術学課程を卒業、日本大学芸術学部大学院（版画分野）を修了。2002（平成14）年に県展賞を受賞、05年には無鑑査となっています。

会場には52点の作品が展示され、今日14日は銅版画体験のワークショップを行います。同公民館は、午前10時から午後6時まで開館、入場は無料です。

三条東公民館の住所は三条市興野一丁目13番70号、電話が0256-35-1200です。
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彼女の祖父三郎さん作で、横笛を吹く青年の像 「秘曲」 は我が家の宝物として、床の間の一角を占拠しています。

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