☆睡眠慣性 －目覚め

朝の目覚めが、スッキリとしない。

毎朝のこと飼いネコが起こしに来てくれますが、最近ベッドから抜け出すのに30分ほどかかってしまいます。そうでない日もあり、睡眠不足のようではないのですが…。

季節のせいか、加齢からくるのかと諦めていました。しかし、そうでもないようで、目覚ましなどで無理やり起こされたときに多い、眠気や気だるさ、疲労回復感がないことがあるそうです。

睡眠科学の世界では 「睡眠慣性」 とか 「睡眠酩酊」 といい、覚醒した直後は最も悪く目は開いていても脳はウトウトしており、１時間たっても回復がピーク時の80％台にとどまることもあるということです。

また、睡眠慣性は昼寝でもみられます。睡眠が深いか浅いかで回復度も違いますが、目が覚めてもしばらくボーッとして仕事にならなかったということもありますよね。

運転中に眠気を感じてパーキングエリアで仮眠をとり、目覚めた後に運転を再開したのはよいのですが、睡眠慣性のために逆に事故を起こしてしまったなどといった笑えない話もあります。

睡眠慣性があると思考がうまく働かず、刺激に対する反応速度も低下するために、危険がともなう仕事は避けるべきです。

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