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☆三条風物詩 -三条祭り -若衆会

大名行列には欠かせない「三条祭り若衆会」が、今年で40年目。

今日は、三条市・八幡宮の春季大祭「三条まつり」です。午後1時少し前、八幡宮を出発する「大名行列」は豪華そのもの、多くの見物客で賑わいます。

昭和40年代後半になると、それまで参加していた氏子や一般参加者が不足するようになり、三条職業訓練校の生徒らで人手を補ってきましたが、やがてそれも参加できなくなります。

このままでは翌年の祭りで大名行列が続けられないと、昭和49年に当時の三条青年会議所が「三条まつり若衆会」を発足させ、会員たちも白丁*の役を務め行列に参加しました。

次の年から三条エコノミークラブ、三条TMクラブ*が参加。若衆会は、大名行列に参加する人員確保したり、行列の組立を行うなど、伝統を次の世代に伝えるという大きな役割を持つちます。

「三条市を代表する神社の八幡宮のご神幸祭に密接にかかわることにより、三条市の発展になれば大いなる誇りです」と話します。いわば大名行列の黒子ようなものといってよいでしょう。

また、八幡宮拝殿脇の三条祭り若衆ブースでは、巫女姿のボランティアが子供向け祭り化粧の無料サービスや、祭りグッズの販売も行っています。もう、3年目を迎えました。
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*白丁といえば、在日1世のお年寄りたちには身分差別思想と思われていますが、そうではなく概念的には階層的な資格身分をいいます。

階層については、出身によって蔭子孫、位子、白丁があり、蔭子孫・位子の以外のものを白丁と呼んでいました。具体的には下級官僚の子、および庶人の子たちを指します。 

*三条TMクラブは、異業種の若手経営者や2代目が集まり、月例会でさまざまな業種の講師を招いた講演会など経営を勉強しながら交流を深めています。

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