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☆異字同訓

文化庁は「異字同訓」の使い分けを、42年ぶり見直しました。

異字同訓とは、同じ訓読みをする複数の漢字のことです。例えば「足・脚」「堅い・固い・硬い」などをいい、その使い分けの事例を示す手引を42年ぶりに見直しました。

たまたま、ソチ五輪2014が今日閉幕です。「とぶ」という漢字について、冬季五輪の競技種目を例にとってみます。

スキージャンプのような空中を移動している状態をいう場合は「飛ぶ」を、フィギュアスケートのジャンプのように地面を蹴って高く上がる場合は「跳ぶ」を使うとしています。

また「雪がとける」のとけるは、液状になるという意味で「溶ける」を使うことが多いですが、降り積もった雪がとける場合は、固まった雪が緩むと考えて「解ける」を使うこともできるとしています。

昨年、文化庁が行った調査で「漢字の選び方で迷うことがある」という人が75%に上ったことなどから、42年ぶりに見直されということです。

文化審議会国語分科会の委員の1人、早稲田大学笹原宏之教授は「パソコンやメールで漢字を変換する機会は増えて、漢字の変換に迷っている人も多いのでは」話しています。

新しい手引では、それぞれの漢字が持つ意味や使い分けの考え方などが詳しく説明されています。文化庁のホームページをご覧ください。

タグ:異字同訓
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