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☆今日は何の日 -帝銀事件の日

東京都豊島区の帝国銀行椎名町支店で「帝銀事件」が起きた日です。

1948(昭和23)年、都の衛生課員と名乗る男が「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもらう」と偽り、行員16人に青酸化合物を飲ませて殺害し、現金16万円と小切手を奪って逃走した事件です。

当初は青酸化合物の扱いに熟知した旧陸軍細菌部隊関係者を中心に捜査されていましたが、その年の8月に画家・平沢貞通が北海道小樽で逮捕され、1955(昭和30)年8月に死刑が確定しました。

しかし、審理に不審な点が多く冤罪であるとして、その後何度も再審請求が出されました。平沢貞通は、刑を執行されないまま1987(昭和62)年に獄中で病死しました。現在でも、支援者が名誉回復のために再審請求を続けています。

この事件をもとにした、松本清張の「小説帝銀事件」 「日本の黒い霧」や、冒頭の宝石店強盗事件のモデルとなっている横溝正史の「悪魔が来たりて笛を吹く」など、多くの推理小説が出版されました。
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帝国銀行は、かつて存在した日本の都市銀行で、本店は東京都千代田区(現在のみずほ銀行丸之内支店)にありました。通称は「帝銀」。

1948(昭和23)年9月、解散し第一銀行と(新)帝国銀行が発足。1954(昭和29)年1月、三井銀行(現在の三井住友銀行)に改称しています。

椎名町支店は、1950(昭和25)年3月に統合閉鎖されて、現存していません。(Wikipedia より)

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