☆義理を欠け ―老後の長生きの秘訣

転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け。

脚本家倉本総さんの随筆「老人ホームは、恋の･････」の文中に、岸信介元首相が遺した「老後の長生きの秘訣三原則」というのがあります。

その三原則は「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」で、中でも三番目が最も重要だと、倉本さんは思っています。だから、冠婚葬祭には一切出ないようにしているとか。

よほど親しい人には花を贈るか、弔電を書くくらい。一々金を包んだり葬式に出ていたりしたら、身が持ちませんから…とも。

近頃、「終活」という言葉が流行っています。倉本さんは、去年一年かけて自らの終活を行ったそうです。遺言も書き、富良野の地に墓地も買いました。

倉本家の墓は東京の多摩霊園にありますが、長年住んだ富良野を終の棲家にして、奥さんと入る墓も求めたんだそうです。

― 文藝春秋 五月号より ―

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昨日、抜糸してきました。傷の長さ約3.5センチ、5針の縫い跡が残っていました。また、ブログぼちぼち始めます。

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