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☆木質バイオマス発電所 -11月営業運転、三条市

そもそも、バイオマス発電ってナニ?

バイオマス発電とは、その名前の通り「バイオマス」を燃料として発電する方法です。生物を意味する「bio」と量を意味する「mass」の合成語です。

バイオマスと火力発電は燃料こそ違いますが、タービンを回すことは変わりません。つまり、燃料が違う火力発電所なのです。

木質バイオマス発電の方法には、製材端材や木質チップを直接燃焼させる「蒸気タービン方式」と、ガス化して、燃焼させる「ガスタービン方式」があります。

なぜ、三条市保内の工業団地に建設中の木質バイオマス発電所は「エコ」なのでしょうか、その理由は、地域の山林から出る間伐材などを燃料に利用するからです。

1日24時間の連続運転で年間に333日の稼働を想定すると、燃料に使う木質バイオマスは年間で6万トン、年間に送電できる電力量は4万2千メガワット時に達する見込みです。

例えば、一般家庭の使用量を(年間3600kw/h)に換算して1万2000世帯分に相当します。三条市の総世帯数は、約3万6千ですから3分の1をカバーできる電力量になります。

広域型は、東京都が電力の供給を依存する東京電力と東北電力の管内が対象ですが、これまで青森県の風力発電所(2018年5月運転開始予定)についで2件目になります。

発電スケジュールは、試運転開始が平成29年10月、営業運転は11月の開始予定です。

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