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☆こんな記事見つけた -飲酒と脂肪肝 

今週のGoodayクイズをは、飲酒と脂肪肝に関する問題です。

(問題)脂肪肝の原因は「カロリーの摂り過ぎによる肥満」と考えていましたが、「アルコールそのものが脂肪肝の原因になることもある」という話を聞きました。ホント? ウソ?

(正解)(1)のホントです。

脂肪肝を放置すると、肝硬変や肝がんになる可能性があります。甘く見てはいけません。ミドル以上の多くが気にする「脂肪肝」は、日本人の3人に1人が脂肪肝だといわれています。

脂肪肝とは、肝臓(肝細胞)に脂肪(特に中性脂肪)が蓄積した状態を指します。

つまり、食べすぎなどにより「肝臓に取り込まれる脂肪」が、肝臓から出ていく「使う脂肪」より多いと、使われなかった分が肝臓に蓄積するわけです。

脂肪肝を放置すると、炎症を起こしたり、肝臓が硬くなるなどして、肝硬変や肝がんになる可能性があります。脂肪肝を決して甘く見てはいけません。

脂肪肝は大きく、「アルコール性」と「非アルコール性」に分けられ、さらに非アルコール性脂肪肝は「単純性脂肪肝」と「非アルコール性脂肪性肝炎に分類されます

「脂肪肝には大量飲酒が原因のアルコール性脂肪肝と、肥満、脂質異常、糖尿病が関与する非アルコール性脂肪肝の2タイプがあります。

一般に非アルコール性脂肪肝の患者の方が多いのですが、“酒飲み”の場合は、前者である可能性が高いといっていいでしょう」と、(浅部さん)

アルコール(エタノール)は、約90%が肝臓で代謝される。エタノールは「アセトアルデヒド」「酢酸」を経て、最終的にはエネルギーと脂肪酸になります。

浅部さんによると、「1日の純アルコール摂取量が60g(日本酒にして3合)」を越えている場合、アルコール性脂肪肝であることがほとんど」だそうです。

脂肪肝対策には、休肝日を設けるよりも、アルコールの総量を減らすことが重要だとも話します。休肝も大事、大量飲酒は「脂肪肝」にまっしぐら…… お花見の季節、十分ご注意を!

前出の浅部伸一さんは、 自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科准教授。「脂肪肝の原因について」の研究が専門。
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