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☆カフェイン(3)

コーヒーは 「体にいい? 悪い」 のうち、血圧の上昇についてです。

「コーヒーは血圧を上げるのではないか」 と、心配する向きもあります。実際、コーヒーを飲むと 「ドキドキする」 という人がいます。

カフェインには強心作用(心臓の収縮力を高める働きのことで、心拍数や血圧が上がったりします)がありますから、コーヒーを摂取した直後の血圧は上がります。が、それほど高くはなりません。

例えば、緊張する会議では血圧は20mmHg上がり、通勤では14mmHg、12mmHgは歩行によっても上がるといわれています。生活の中には、様々なタイミングで血圧上昇の機会があります。

ただし、強心作用があるのは確かです。パニック障害の患者さんは、動悸などの症状から不安感を誘発する可能性があるので、注意がすることが.必要です。

余談ですが、運動とコーヒー摂取をみると、スポーツ時のパフォーマンスが上がります。カフェイン入りコーヒーを飲むと、中距離走(1500m走)のタイムが3秒ほど速くなることがわかっています。

その為、2004年まではカフェインはドーピングの検査対象薬物でしたが、コーヒーやお茶は日常的に飲まれていることから、今は指定薬物から外れています。次回は 「コーヒーは胃に悪い?」 です。

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