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☆電子カルテ

電子カルテは、なぜ普及しないのでしょう。

管理者がかかりつけのS病院では、診察が終わると重い(診療歴が長いため)カルテを計算コーナーまで運びます。計算コーナーから支払窓口はコンピュターつながり、迅速に対応されています。

どうして重くなるのか?それは紙によるもので、電子カルテすればいいのにと予てから思っていました。日本には、まだ35%しか電子カルテが普及していないそうです。

最大の理由は、導入にかかるコストの高さと、導入以降もメンテナンスなどの維持費がかかり、結果費用対効果に合わないというのです。

高額な費用のかかる医療機器は、使うたびに収入を得られますが(例えば、心電図を1回計測すると1300円の収入となります)、電子カルテはどれだけ使っても1円の収入にもなりません。

このことが 「電子カルテ導入はコストに見合わない」 といわれるのでしょう。紙でもできる 「記録」 「保存」 をデジタル化しただけの電子カルテでは、これ以上の導入が見込めないのかもしれません。

紙ではできないこと、つまり蓄積したデーターを分析したり、AIを活用して診療に当たるなどデジタル化をしたからこそ実現できるものではないでしょうか。

何よりも、見える化したデーターでは、お医者さんと患者さんをつなぐツールになってくると思われます。

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