☆今日は何の日 -記念切手記念日
1894(明治27)年のこの日、日本初の記念切手が発行されました。
明治27年、日本初の記念切手が発行されました。明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念して発行され、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインで、2銭と5銭の2種類でした。
この切手には「紀念郵便切手」と書かれています。「記念」には「かたみ」の意味があり、これを避けたために「紀念」にしたものだといわれています。
大正から昭和にかけて文部省では「記念」の語を使うようになり、これに倣って現在と同じ「記念切手」と書かれるようになりました。なお、中国では現在も「紀念」の字が使われています。
記念切手の発行は、昭和初期まで数年に一度でした。皇室関係の慶事や明治神宮や伊勢神宮などの神道に関するものが多く、その種類も2種または4種のセットで発行されていました。
戦後は毎年のように発行されるようになり、現在では年数十種前後の記念切手が発行されています。
2006(平成18)年9月、日本郵便公社から個人や企業向けにフレーム切手*を活用した、記念切手を販売しました。郵政民営化後は、日本郵便に引き継がれています。
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*フレーム切手とは、お気に入りの写真を使ってオリジナルの切手シートが作れるという郵便事業会社のサービスです。80円切手10枚のシートで1200円というのが一般的のようです。
1000シート以上になれば、デザインの自由度が増します。多くは企業の広告用として使われています。なお、現在は郵便料金改定のため受注を停止しています。
明治27年、日本初の記念切手が発行されました。明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念して発行され、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインで、2銭と5銭の2種類でした。
この切手には「紀念郵便切手」と書かれています。「記念」には「かたみ」の意味があり、これを避けたために「紀念」にしたものだといわれています。
大正から昭和にかけて文部省では「記念」の語を使うようになり、これに倣って現在と同じ「記念切手」と書かれるようになりました。なお、中国では現在も「紀念」の字が使われています。
記念切手の発行は、昭和初期まで数年に一度でした。皇室関係の慶事や明治神宮や伊勢神宮などの神道に関するものが多く、その種類も2種または4種のセットで発行されていました。
戦後は毎年のように発行されるようになり、現在では年数十種前後の記念切手が発行されています。
2006(平成18)年9月、日本郵便公社から個人や企業向けにフレーム切手*を活用した、記念切手を販売しました。郵政民営化後は、日本郵便に引き継がれています。
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*フレーム切手とは、お気に入りの写真を使ってオリジナルの切手シートが作れるという郵便事業会社のサービスです。80円切手10枚のシートで1200円というのが一般的のようです。
1000シート以上になれば、デザインの自由度が増します。多くは企業の広告用として使われています。なお、現在は郵便料金改定のため受注を停止しています。
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